学習の記録

• Vol. 695 ： 2011/12/28

富士見中学校

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一期一会　富士見　学習の記録

富士見には、中１から中３まで「学習の記録」という冊子を使って、自学自習の姿勢を育成していきます。また、少しずつの習熟度の開きが見えはじめる中３の数学と英語演習では、２クラスを習熟度別に３分割します。毎朝、５分間の朝読書から始めることで、授業への切り替えをスムーズにし、中１～３では定期試験成績による指名制補習や、中３～高３の放課後補習も充実しています▼これまでは、とくに入学して中１からコース制を敷いていたころは、その高校生の予備校通塾率は80％を越えていましたが、年々下がり続け、2011年春の調査では、39.9％にまで下がっています。しかも、通塾者の70％は週１～２日程度の利用だそうです。自学自習が定着し、日々の富士見での授業を大切にした学習が浸透したことで、この予備校通塾率の劇的な変化へとつながっています。

＜学習の記録＞　学校パンフレットより
定期テストの２週間前から自ら学習計画を立て、自分が課題とする科目や宿題などの勉強をどう進めていくのかタイムスケジュールを考えます。テスト後には自己評価をし、成績分析表や個人分析などのデータも貼り、次の課題と目標を記入します。少し先の目標をつねに意識して向上心につなげ、やがて自学自習できる姿勢を確立していくきっかけとしています。

教室スタッフ/吉村貫一郎