開成学園に行ってきました。
校長先生が考える「大人」とは、
世のために尽くし、自立(自律)できる人間と仰っていました。
そこに至る開成時代とは、
未知なるが故の無限の可能性から、
既知なるが故の有限の可能性へ変化する時期=選択の時代。
知力・体力・特力・生活力を育てる時代。
であるともお話されています。
生徒が自立できるよう先生たちは、
一歩下がって遠くから見るようにしています。
そして、課外活動へ参加することにより、育まれるのです。
中学校1年生301名の参加者は以下のようです。
部活動参加者 288名/301名
文化祭準備委員会 180名/301名
運動会準備委員会 10名/301名
生徒会 91名/301名
旅行委員会 51名/301名
※運動会は高3全員が運営に参加。
これだけでも、どれだけ行事に熱心かがうかがえます。
活動のなかでは、もちろん揉めることもあります。
ただ、そんなときこそ、先生は待つのです。
「活動への主体的な参加」と「大人の思考に触れること」が大切だと
先生は語ってくれました。
大学進学のために、ガツガツと勉強をする学校…。
それは本当の開成学園とは、かけ離れたイメージだと思います。
教室スタッフ/K.M