「妙に親近感がわいた学校」

  • Vol. 656 : 2011/11/10

かえつ有明中学校共学校

かえつ有明に行ってきました。

学校は、最寄駅であるりんかい線の東雲(これで、「しののめ」と読みます!)駅から徒歩約8分のところにあります。商業施設を建てることが禁止されているエリアということで、お店は駅前にコンビニエンスストアがあるくらいで、あとは高層マンションがポツリポツリと建っている程度なので、保護者の立場からすると通学の途中に誘惑がないとてもよい環境(?)に立地しています。目と鼻の先には、「東京臨海広域防災公園」があり、首都直下地震などの大規模な災害発生どきには対策本部が設置されるとのことで、埋立地といえども固い地盤に基礎杭を地中深く何本も打ち込んで校舎が建てられています。
また、近隣には、有明テニスの森公園や東京辰巳国際水泳場、日本科学未来館などの施設も充実しており、部活動などで日常的に利用しているそうです。

さて、今回聞いたお話のなかで一番印象に残っているのが、「心の教育」を大切にしているということでした。

いくら素晴らしいカリキュラムや教材を用意しても、それを受け入れる生徒の心がしっかりしていないと意味がなくなってしまうので、先生方は常に生徒を見守りつつも、過干渉になりすぎず、必要なときに最小限の手を貸すという方針で生徒たちと日々関わっているそうです。そのやり取りのなかで生まれた強い心が土台にあってこそ、安定した毎日を過ごすこと、集中して学力を伸ばすことができると考えているというお話でした。

そのお話を聞いて自分の体験をふり返り、日能研に通っている子どもたちとまったく同じだなぁと妙に感心をしてしまいました。いくら大人が学習スケジュールや課題を用意しても、それを実際に実行する子どもの気持ちがそこになければ、「ただ単にやっているだけ」で、学習効果が期待できないし継続していかないと体験から感じていたからです。

子どもたちに伝える学習内容は違えど、その伝え方に関して意識しているところが同じだったということで、学校に対して個人的に勝手に親近感を抱いて学校を後にしました。

教室スタッフ/Y.K

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