丁寧に鍛える

  • Vol. 620 : 2011/10/02

獨協中学校男子校

先日、獨協を訪問してきました。獨協に通う子どもたちは「おっとりとのんびりした性格の子が多い」と聞きますが、どんな学校なのでしょうか。

教育目標は「社会で貢献できる人を育てる」。そのために子どもたちを「丁寧に鍛える」ところが獨協のウリの一つ。

まずは獨協手帳。これは子どもたちが家で何を勉強するのかを毎日書く手帳です。週に一度、担任の先生に提出することになっています。子どもたちのなかには、手帳に悩みごとを書いて提出する生徒もいるのだとか…自分で自分の学習面の管理をするだけではなく、先生とのコミュニケーションの場にもなっているのですね。

つぎに、中学3年生時に取り組む論文。これは「言葉を大切にする」獨協ならではの取り組みではないでしょうか。ここから子どもたちは「自分の言葉で人に自分の考えを伝える」ということを学んでいきます。制作こそ大変ですが、終わってみると子ども達の自信になっているといいます。

また、今年の中学3年生から導入された選抜クラス。これは、「普段の授業では物足りない」「もっと難しい問題にチャレンジしたい」という子ども達の要望から新設されたクラスです。進度は一般クラスと変わらないですが、より深く学習することができます。
さらに「伸ばすための講習」「取り戻すための補講」と、学習面でのサポートも充実。

その他にも有名なビオトープ、ゴーヤやトマトなどの屋上菜園など、環境問題に興味を引き付けるよな仕掛けもたくさん!

教室スタッフ/えるも

獨協の屋上菜園

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