先日、聖園女学院入試説明会に行ってきました。
この時期、6年生(受験生)は1月・2月に向けて入試問題と向き合っている時期になります。説明会に行くとどの学校説明会でも、みんな入試傾向のお話を聞きもらさないように真剣に聞いている様子が見られます。聖園女学院でも、当然その光景が見られました。
ただとても特徴的だったのはその入試説明会の中で、受験生にとっては6年後の「進路」についてふれた部分です。
そもそも進路とは=人生そのもの(考える)
これまできた路(過去)
今進んでいる路(現在)
これから進む路(未来)
子どもたちが、今まできた路、そして今進んでいる路を踏まえて、これから進む路のなかで聖園女学院がどのように関わっていくかということ。そして関わり方から見える学校の理念、学力向上だけではなく、人と人と関わりの大切さ。さらにそのなかから自分自身が持っている使命(ミッション)を見つけ出していくこと。そして最終的には、学園生活を経て「社会に貢献できる人材育成ができる聖園女学院なのだ」と、感じさせる流れになっていました。
また、中学受験生にとっては、「なぜ中学受験をするのか、もう一度この時期だからこそ立ちもどって考えよう」というものでした。
「中学受験の先にあるものは何なのか」、「今がんばっていることは何につながっているのか」。「今はつらかったり苦しかったりするけれど、その先にある中学校生活の中で、さらに先の将来の自分を見ることができるんだ」と気づける、素敵な時間になったのではないでしょうか?
一般的な中学入試説明会とは違った、私学だからできる、聖園女学院だからできた説明会だったのではないかと思いました。
教室スタッフ/☆