麻布の調理実習

  • Vol. 409 : 2011/01/20

麻布中学校男子校

「りんごの皮むきができるようになった!」
麻布に進学した卒業生が話してくれました。

麻布の家庭科(教科名は生活総合)は、生活者の視点に立ってものごとを考え、家族や地域社会との関わりのなかで、自分の生き方や社会のあり方を探る教科と位置づけています。
調理実習や幼稚園実習など、体験学習の機会があります。

中学1年では、「食から世界を見る」というテーマでワークショップや調査学習を交えて授業があります。高校1年では、「家族のための料理作り」という宿題もあるそうです。

調理実習は家庭科だけではありません。
麻布の社会科では、中学1年と中学2年を通して世界の地理と歴史の分野を総合した「世界」という科目があります。中学1年で南アジアを学習したときには、課外学習で「南アジア風・カレー」をつくったそうです。
麻布といえば、自主・自立や豊かな人間性を育むことを教育の理想にしている学校です。
家庭科や社会科の授業のなかにもその校風が息づいていると感じました。

教室スタッフ/U

ページTOPへ