赤坂のサイエンス・アイランド

• Vol. 391 ： 2011/01/02

山脇学園中学校

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山脇学園に行ってきました。山脇学園は「山脇ルネサンス」と銘打って、新しい教育プログラムをスタートさせています。六年一貫の先取り教育、「志を育てその実現の手助けをする」というキャリア教育、高校１年生から文理を選択し、文系コースをⅠ・Ⅱ・Ⅲ類、理系コースをⅠ・Ⅱ・Ⅲ類と分ける類型型のプログラムと、新しい取り組みが目白押し。校舎もリニューアルされて、現在16500平方メートルのキャンパスは、26000平方メートルに広がる予定です。
　
そんな山脇学園の新しい取り組みの一つが「ＳＩ（サイエンス・アイランド）」。実際に目で見ること、そして実演してみることを重要視し、毎週１時間実験を行います。この時間を先生は「サイエンティストの時間」と紹介してくださいました。生徒が科学者になる時間という意味なんですね。物理・化学・生物・地学の実験室も充実しています。校舎の外には小さな水田があって、いろいろな種類の稲が育っていました。また、中学３年生になると「科学的探究プログラム」に参加することもできます。これはホームルームのクラスをＳＩのなかに置くというもの。一時的な実験だけではなく、生物の飼育のような継続して取り組む活動や、グループでの研究、沖縄でのフィールドワークなどを実施します。
　
創立から１０７年、礼法・華道を学び、「山脇の子はお琴が弾ける」といわれる伝統校ですが、理科教育にも力を入れているんですね。
　
学校の周りには赤坂見附駅、赤坂駅、永田町駅、青山一丁目駅、溜池山王駅と５つの駅があり、地下鉄が７路線通っていてとても便利。みなさんもぜひ足を運んでみませんか。

教室スタッフ/A