かえつ有明の国際教育

  • Vol. 139 : 2010/05/24

かえつ有明中学校共学校

みなさんは、「かえつ有明」というとどんなイメージを持たれていますか?
私自身はこれまで、「学習もスポーツも熱心に取り組んでいる共学校」「学習もスポーツも熱心に取り組んでいる共学校」ということと「さまざまな新しい取り組みにチャレンジしている」ということの二つでのイメージが強かったように思います。
先日、かえつ有明を訪問して、さらにもう一つ「英語教育に力を入れている」ということが加わりました。

現在、かえつ有明で使用している英語のテキストは、「New Treasure」という新しいテキストで、かえつ有明の先生方も編集に携わったそうです。使う英単語のレベルは、通常の高3レベルを中3でカバーしてしまうほどだとお聞きしました。

また、普通のテキストと違う点は、文法や表現を学ぶことに加えて、Critical Thinking Skills(批判的思考力)を養う要素が組み込まれているそうです。書かれていることに対してグループで話し合ったり討論したりすることによって、高い英語力とともに考える力も養うということがねらいのようです。

なんだかとても難しそう・・・と思いましたが、その回の大事な表現については、毎日0時限(1時限開始前の40分で週2~3実施)を使って、全員、確認の小テストをしているそうです。そこで基準点以下だったら、放課後に再テストをするとのことでした。
基本的なことはしっかりと確認していきつつ、高度な内容にもチャレンジしていく学校の姿勢が感じられるように思いました。

ちなみに、卒業生から、かえつオリジナルの英文法テキストを見せてもらったこともあります。書き込み式で、コツコツと学習をしていけるようになっていました。

帰国生向けの英語の授業も大変ていねいに取り組まれているようです。帰国生は中1~高3まで、ずっと一般生とは別授業で、ネイティブの先生と、IB(国際バカロレア)の要素をとり入れたカリキュラムを進めていくそうです。
今回は英語の授業を実際に見ることはできなかったのですが、みなさんもぜひ、かえつ有明を訪れた際には注目してみてください!

今回学校を訪問して、ひさびさに会えた卒業生たちは、とてもハキハキ・イキイキとしていて、しっかりと成長している様子がうかがえました。
生徒の様子を語る先生方はとてもうれしそうで、愛情を持って生徒に接していられるのがよくわかりました。
        

教室スタッフ/M

かえつ有明の高校の授業の様子

写真をクリックすると大きなサイズをご覧頂けます。

ページTOPへ