〈Nマーク〉エピソード
〈Nマーク〉の3色のうち、
「白」に込めた想いにまつわる
エピソードをご紹介します。
- 学びの根っこ☆
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今年度、新たに中学1年生になった子どもの保護者の方が教室に会いに来てくださいました。
日能研では、卒業生が中学校の制服姿を見せに立ち寄ってくれることはよくありますが、卒業生の保護者の方がわざわざ足を運んでくださり、わが子の成長や、中学校生活の様子を話して下さるというのは、あまり経験のない、とても嬉しい出来事でした。
その保護者の方との会話の中で、特に印象に残ったお話があります。
実は、その保護者の方はダンスの先生で、大人から子どもまで幅広い年代の方を指導されています。「ダンスの指導をする際、『私も”日能研”でした』」とおっしゃったのです。
私がその真意を訪ねると、お母さまは笑顔でこう語られました。
「無理してつらい練習を繰り返して、賞をとるために頑張らせるのではなく、『ダンスが楽しい』とか、『ずっと未来まで踊り続けられる』という気持ちを大切に生徒さんとかかわっているんです。これって”日能研”ですよね!」と笑顔でおっしゃっていました。
ダンスと中学受験。場は違えど、保護者の方が日能研の考え方に共感し、実践されていることを知り、これからも子どもたちの成長を見守り応援していきたいと改めて感じました。
(教室スタッフ)
- 進学して学ぶ先生は、学校のみならず日能研の先輩☆
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10数年前に自分の担当クラスで国語を学んでいたある子どもの話です。「小学生でも、私よりできるかもしれない」とその子が5年生の時から思っていました。ただ、算数は苦手でした……逃げずにかんばりぬき、熱望していた学校に進学しました。
その子が中高6年間学び、大学院まで進学して、母校の中高に国語の教員として戻っていたことをつい最近知りました。
私は現在、その子が進学した学校に、日能研からたくさんの子どもが合格するためのプロジェクトのメンバーとして関わっています。ふだん担当している自教室の子どもだけでなく、その学校の入試問題研究特別講座(日特)に来ている6年生みんなが合格するように支援していきたい。
私にとってこれは「自分が関わって中学に送り出した子ども」が、「自分が教えた日能研卒業生から学ぶ可能性がある」ということを意味します。教える存在と学ぶ存在、双方に自分が関わっている。不思議ですが、ものすごくうれしいことです。
(教務スタッフ)