中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

大妻中野中学校

2015年09月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

大妻中野中学校の算数が求めているチカラとは?

大妻中野中学校/先生
1与えられた情報を読み取るチカラ
この問題は、2進法を利用してバーコードを自分で作ってみる問題です。問題の冒頭で示された0から8までの整数の表し方から規則性を見つけます。さらに、設問文で具体的な例を挙げて説明していますから、その内容をきちんと読み取ることができれば正解にたどり着けたと思います。
2粘り強く取り組むチカラ
この問題は、算数で唯一、考え方も書かせる記述問題です。正解までたどりつかなくても、途中の考え方が合っていれば部分点をあげています。本校の記述問題はなるべく点数を取らせるねらいもあります。がんばって考えたことに対してできるだけ評価してあげたいと思っているので、あきらめないで問題に向き合ってほしいと思います。
3正解に計算できるチカラ
もう1つ、入試で重要視しているのが「正確な計算力」です。大問1の四則計算は確実に正解してほしいですね。普段から計算練習をしっかり行いましょう。
計算力は数学でも基本中の基本なので、計算力は中学に入学してからも計算ドリルで徹底的に鍛えます。中学入試では「正確さ」を求めますが、中学入学後は、正確さに加えて「スピード」も重視します。大学入試がそうですが、考え方がわかっても、最後まで問題を解ききるスピードがなければ正解を出せず得点できません。そのためにも中1から早く解く感覚を身につけさせています。