中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

フェリス女学院中学校

2015年07月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

フェリス女学院中学校の国語が求めているチカラとは?

フェリス女学院中学校/校舎
1文章を正しく読んで理解するチカラ
フェリスでは“ことば”を大事にしています。言葉は私たちの生活に欠かせないものだからです。国語の学習も、文章を読んだり、人の話を聴いたりする中で、言葉を深く理解し、用いることにより、感じる心を豊かにし、自分や他の人々への理解を深めることを目指しています。そのため入試でも、文章を正確に読み、内容を理解する力を問える問題を出題しています。
2咀嚼し吸収するチカラ
入学すると、現代語の文章の読解と表現を扱う「講読」と、ことばのきまりを体型的に学ぶ「文法」を学びます。中2からは「古典」の学習も加わります。さまざまな学習を通して、「聴く」「読む」「話す」「書く」という4つの技能を磨きますが、どの技能も、深めるためにはさまざまなことに関心をもち、自分なりに咀嚼し、吸収することが必要です。日頃から、わかったつもりで終わらせず、疑問に思ったことは先生に聞いたり、自分で調べたりしながら考えを深めて、正しく理解することを心がけましょう。
3自分の言葉で表現するチカラ
社会に生きるうえで、自分の考えを適切に表現する力は大変重要です。フェリスでも、国語科はもちろん、他の教科でも、さまざまな場面で書く機会を設けて、考えたことを言葉で表現する力を磨いています。文章を書く時に大切なことは、「どう書くか」よりも「何を書くか」です。聞かれていることに対する自分の考えをしっかりとまとめて、適切な言葉で表現することを心がけましょう。日頃から人の話をよく聴き、正しく理解するとともに、適切な言葉で話すよう心がけることも、表現する力を伸ばすことにつながります。