「学ぶ」を実践し、経験する男子校

  • Vol. 1458 : 2017/04/30

芝中学校男子校

先日、芝中学校の先生とお話をする機会がありました。

芝中学校は、明治20年創立の男子校です。
東京タワーのすぐ隣に位置する明るい学習環境の中で生徒たちは楽しく学園生活を送っています。

先生とのお話の中で、印象に残ったお話を紹介いたします。

芝中学では【逆引きの進路指導】を行っています。
6年間を通して、
①自分は、どんな人間なのだろうということを考える。
②インタビューやレポートにまとめる段階を経て外の世界に目を向けていく。
 社会にどのような仕事があるのかを知る。(農業体験・修学旅行) 
③自分自身はどんな仕事が向いているのか、何を目指していくのかを考察する。(先輩たちの話を聞く)
どの進路を選ぶのかを探究する。
ということを生徒たちは経験し、
常に自己探求心・好奇心・モチベーションを高める教育に触れていきます。

もともと浄土宗学東京支校として設立された芝中学校。
学校の根底に流れているのは「共生(ともいき)の心」です。
これは人間的成長の原点であり、短所ばかり追求するのではなく、長所を見つけて認め合う心、
例えば…
・元気にあいさつ
・規則正しい生活
・友達を思いやる気持ち

を大切にしていると先生はおっしゃっていました。

当たり前のようなことでも、6年間を通して総合的な人間力をつけていく。
学校行事が多いのも、行事を通して「共生(ともいき)の心」に触れることがねらいだそうです。
先生、先輩のことを見て学ぶ、男が男を育てる男子校です。

みやっし~

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