都会の子にとって私学はふるさと

  • Vol. 1406 : 2017/01/27

聖光学院中学校男子校

これは聖光学院中学校の工藤校長先生のことばです。
季節が秋から冬になる頃、聖光学院中の説明会が行われました。
ホールには6年生のみならず、5年生もたくさん来ていたようです。

聖光学院というとみんな勉強ばかりの学校生活を送っているように思われがちですが、
芸術活動や学校行事の豊かさにも驚かされます。
聖光塾では、写真・手話・ルアーフィッシング、
選択芸術では、ハーモニカ・フルート・陶芸など
大人が見ても習い事をしたくなるようなラインナップです。

校長先生のことばを借りれば、「たくさんのステージをつくる」ことで、
生徒たちがそこでリーダーシップも取るし、フォロワーシップも取る。
小学校では何でもできる子だったかもしれないけれど、
役割や立場が循環することに大きな意味があるようです。
そんな中で生徒たちは自己肯定感を育み、育ってゆくのだと感じました。

冒頭のことばはそんなお話とよくつながり、学校が勉強をする場だけではなく、
学校の中で絶えず明るく、いきいきして過ごしてほしい、
「都会の子にとって私学はふるさとなのだ」と、
説明会に来た多くの受験生や保護者に浸透したように感じました。

金魚と空と雲

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