子どもが自ら手帳を買う、麗澤中学校

  • Vol. 1105 : 2015/11/30

麗澤中学校共学校

校舎へ向かう中、“麗澤の森”を歩いていると「コロッ」っという音が。
木の上から何かが降ってきました。
よく見るとそれはドングリの実…小さな秋を感じることができました。
校舎のどこにいても四季を感じることができるのは、この学校ならではです。

「食欲の秋」とはよく言ったもので、中央食堂でのランチでは先生も生徒も
お茶碗一杯にご飯を盛り、おいしそうに食べていました。
そんな中、何人かの先生と生徒は、あわててご飯をかきこみ足早に食堂を後にしました。
実はこれは、生徒と先生の間で質問対応の約束をしていたからなのです。
生徒は自ら質問したい先生にアポをとり、
休み時間・放課後・学校が休みの日を利用して、先生に質問をします。
いつ、どこで、どの先生と、何をするか、を自分で管理をするため、
生徒は自然と手帳を持ち、自分の予定を管理するようになります。
そのため部活が忙しい生徒も、早朝から勉強・深夜まで勉強…ということはなく、学習に取り組めています。
学年が上がるほど学習の難度が増すので、このような生徒が多くなります。
そのため高学年の担当や人気のある先生は大忙しなんだとか。

先生は、生徒が納得のいくまで寄り添います。

先生と生徒の距離も近く、面倒見がよい学校です。
それだけではなく、麗澤中学校
「学習は人からやらされるものではなく、自分から取り組むもの」ということを、
生徒が自然と実行できるようになる学校です。

学習アドバイザー:えるもん

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