いつも傍らに音楽のある学校生活

  • Vol. 1103 : 2015/11/23

上野学園中学校共学校

駅を降りるとついつい公園に足をのばしたくなってしまう、上野公園。
その近くにある上野学園中学校へ行ってきました。

この学園内には、上野学園中学校、同高等学校、上野学園大学短期大学部、同音楽・文化学部の教育の場として、
「石橋メモリアルホール」という大きなコンサートホールが併設されています。
このホールで見事な演奏を聴く機会に恵まれました。
訪れる少し前に桜鏡祭があったのですが、伺えずにいた私にとっては嬉しい知らせでした。

1つ目はパイプオルガンでの演奏。
大きなパイプオルガンの麓で、男子生徒が女性の先生を傍らに寄せて幻想的な響きを奏でていました。
教会など特別な場所でしか目にする機会はないパイプオルガン。
それが学園内のホールにあり、しかもそれに触れることができ、聴く機会があるのは大きな魅力の一つです。

2つ目はピアノ演奏。
前述の演奏の後に出てきた生徒も男子生徒でした。
堂々とした歩きで中央にあるグランドピアノの椅子に腰かけると、繊細な音を室内に響かせます。
後で先生に聞いたのですが、この生徒は北海道から学園に入学したのだそう。
音楽の力をより一層伸ばすことができる学校!ということがこの生徒をここに引き寄せたのでしょうか。
その意志を強く持たせる魅力がここにはあることが伺えます。

上野学園中学校の特色ある授業の1つ「ひとり一つの楽器」。
総合の時間で生徒はフルート、クラリネット、サクソフォン、トランペット、
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダーの中から1つを選び、3 年間を通して学びます。
通常のコース以外に音楽専門のコースや附属大学に音楽学部があるメリットを生かした、
いつでも音楽に触れる機会がある学校生活。
心の豊かな生徒が育っていく、そんな雰囲気を持っています。

皆さんもそんな雰囲気の学校に、足を踏み入れてみませんか?

学習アドバイザー:Ciel

荘厳な音楽が奏でられるパイプオルガン。
その音色はもちろんのこと、大きさも圧巻です。

写真をクリックすると大きなサイズをご覧頂けます。

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