攻玉社中学校の国際学級

  • Vol. 1097 : 2015/10/31

攻玉社中学校男子校

先日、攻玉社中学校国際学級の入試説明会をのぞいてきました。

攻玉社中学校では、一定の期間を海外で過ごした受験生向けに、帰国生入試を実施しています。
試験内容は<英語>か<国語・算数>。
それに加えて親子面接があります。
帰国生入試を経て入学した生徒は、一般入試からの入学生と混ざることなく
「国際学級」で3年間を過ごします(中3に進級する時に選抜学級に推薦されることもあります)。
メンバーの変わらない3年間は、非常に密度の濃いものとなるだろうと感じました。
学習面においては、英・数・国の3教科はクラスを2分割して授業を実施しているとのこと。
英語は<英語受験だったか・国算受験だったか>、
数学は<人数で半々になるように>、
国語は<実力により>…と、生徒の学習効果を重視し、
世界の各地で小学校時代を過ごした生徒たちが安心して学習を進められる環境を整えています。

一方、部活や行事は中学のうちから、高校からは授業も一般学級の生徒と行動をともにし、
攻玉社生としての絆を深めていきます。

入試要項の説明においては
「(ご事情は様々でしょうから)何か不安なことがあったら個別にメールでご相談ください」
と繰り返しお話しされていました。
入試においても、入学後も、安心して臨んでもらえるようにという学校の先生方の思いやりを感じました。

国際学級が設置されたのは今から25年前。
学校長の今西先生は、その最初の国際学級の授業を中1から中3まで担当されたそうです。
説明会では「今の攻玉社があるのは、国際学級の生徒のがんばりが全体への刺激になっているおかげ」
と仰っていました。

先生方の思いやりと生徒のがんばりが響き合うことで、
攻玉社の生徒は充実した学校生活を送ることができている
のだと
この説明会から感じ取ることができました。

学習アドバイザー:はっしー

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