歴史ある男子校

  • Vol. 476 : 2011/04/18

日本学園中学校男子校

日本学園は明治の大教育者、杉浦重剛が1885年に創設した東京英語学校が前身です。
ここは、いまの東京大学への進学を目指す若者のための予備校でした。

杉浦重剛は明治9年第2回文部省派遣留学生に選抜され渡欧。
帰国後、世界にたち遅れていた日本の科学教育の振興を力説するとともに、
そのために、日本の精髄を見失ってしまうことを戒め、
その名も「日本中学校」と名づけました。
その長い歴史のなかで、吉田茂元首相や日本画の横山大観など政・官・経済界のみならず、芸術・文化の分野でも多くの逸材を輩出してきました。

そして2005年、現校長の谷川先生が就任しました。
この谷川先生は日本学園の卒業生、OBとして母校への恩返しとばかり、
学校改革に乗り出し、2007年から中高完全一貫クラスを立ち上げました。
その一期生が高校2年になり、毎年評判と期待が高まってきています。

広報の先生は
「わが校は125年前から男の子を育ててきています」ときっぱり。

続けて
「女子校は、必ずといっていいほど、女子教育とか別学のことを強調されますが、男子校って、男の子を育てていますということをあまり強調されません」

最後に、
「あえて、わが校は125年前間、男の子を育ててきています、男子教育なら任せてください」と。

教室スタッフ/K.I

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