巣鴨流

• Vol. 625 ： 2011/10/08

巣鴨中学校

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巣鴨を訪問しました。
巣鴨といえば、伝統を貫き通す巣鴨精神です。

私学特有の建学の精神がとてもはっきりとしている学校なので、学校を訪問してみると他校との違いは一目瞭然です。大学合格実績・学習の指導を中心にアピールをする学校が増えるなか、巣鴨では学習の指導をするのは学校であるならば当然、といい切ります。学業面・精神面をともに鍛え、自分自身で目標をつかみ取れるような男児の育成という、大学卒業後の先の先まで見据えた教育を徹底しています。

巣鴨精神を鍛える学校行事としては、約３８ｋｍを歩く大菩薩峠越え強歩大会、約１時間にも及ぶ遠泳を行う巣園流水泳学校、早朝寒稽古、武道の授業が必修だからこそできるクラス対抗武道大会などがあります。
名前だけ聞くと、最近の学校では行わないような行事が多いので、戸惑うかもしれませんが、どの行事であっても、必ず生徒は感激を味わうことができます。ただやるだけでは行事の意味もありません。行事を通して、子どもたちが何を得、これから先何にいかすのかがとても重要なことなのです。巣鴨では目には見えない大切なものを得る機会がたくさんあることが魅力的です。

これらの学校行事にはＯＢも関わっていることが特徴的です。世代を超えた縦のつながりも形成され、巣鴨生が巣鴨ＯＢから巣鴨精神を受け継いでいくのです。なんと、いまの校長先生も巣鴨卒業生です。

巣鴨の伝統行事・巣鴨ＯＢによって育まれる巣鴨精神を、ぜひお子さまにも入魂されてみてはいかがでしょうか。

教室スタッフ/Ｙ．Ｗ