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本の詳細

ぬすまれた宝物
ぬすまれた宝物
ブックID 6337
形態
作者 ウィリアムスタイグ/作 金子メロン/訳
出版社
内容 がちょうのガーウェインは、とってもまじめで正直もの。王様にその性格を見込まれて、宝物殿のカギをあずかり見張りを任されます。ガーウェインは王様の信頼が誇らしく、まじめに見張っていました。
ところがある日、中に保管されていたルビーやダイヤがなくなっているではありませんか!
みんなはカギをもっているガーウェインを真っ先に疑います。最初は耳を貸さなかった王様も、だんだん彼を疑うようになり、とうとう彼を裁判にかけて、犯罪者にしてしまうのです。
どんなにやっていないとうったえても、誰もガーウェインを信じてくれません。いったい彼はどうなってしまうのでしょうか・・・

対象・種別
  • 小3〜小5小3〜小5
  • 小6以上小6以上
読み方ガイド

〔自分の意見を考えながら〕

この本は「人を信じること」とともに「時に誰にも信じてもらえないことがある」という難しいテーマをあつかっています。
まじめなガーウェインはみんなに疑われ、王様ならわかってくれると思ったのに裏切られ、深く傷つきます。みなさんが王様なら、ガーウェインを信じてあげたかな?それとも少し疑ったかな?
ただ読むだけでなく、自分が王様だったら、ガーウェインだったら、と物語の人物になったつもりで考えながら読んでみると、この物語のリアルさをよりいっそう感じられるかもしれません。
読み進むと、実は真犯人がいるのがわかります。犯人の目線で語られているところがどこだかわかりましたか?
ハラハラした展開で物語はどんどん進んでいきます。いったい最後はどうなるのか・・・気になりますね。いったん本を閉じて、あなたなりの結末を想像してみましょう。
あなたの想像した結末と、物語の結末はどうでしたか?違いを比べてみると、もう一冊本ができあがったようで面白いですよ。

MI「8つの知能」による分類

リズムをとって 身体を使って 自分なりに だれかといっしょに 情報を集めて分けて 映像を思い浮べながら 言葉を使って 筋道を立てて