本の詳細

なんでももってる(?)男の子 | |
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ブックID | 6334 |
形態 | |
作者 | イアン・ホワイブラウ/作 石垣賀子/訳 すぎはらともこ/絵 |
出版社 | |
内容 | 「ナンデモモッテル」家は、その名のとおりとってもお金持ち。お父さんとお母さんは、ひとりむすこのフライが喜びそうなものをなんでも買ってくれます。山のようなおもちゃとおかし、さらには遊園地やサファリパークまで! なんでも人の三倍もっているのに、フライはなぜかあまり楽しくありません。 フライのお誕生日、ご両親は忙しくて3分しか一緒にいられません。つまらなそうなフライに召使いが「ふつうの男の子をよんで、こんなにすごいものをたくさん持ってるのを見せて、びっくりさせましょう」と提案するのです。 そこでよばれたのが、ふつうのおうちに住むふつうの男の子ビリー。自分と正反対の恵まれた生活とたくさんのすてきなもちものを見てさぞやうらやましがると思いきや・・・あれれ、まったく興味がない? ビリーが思ったとおりの反応をしないので、フライは頭にきます。そのうち、ふつうのお父さんとお母さん、犬のピョンピョンと仲良暮らすビリーがうらやましく思え、不思議でなりません。 ほんとに必要なものっていったいなんでしょうか? |
- 対象・種別
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小3〜小5
- 読み方ガイド
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〔友だちと感想を言い合う〕
まず本の表紙を見てください。大きなケーキや遊園地(!)を乗せたりっぱな車にびっくりしますね。この本にはほかにもカラフルで楽しい絵がたくさんあります。
フライは何を持ってるのかな?ビリーはフライのおうちによばれてどんな反応だった?フライの両親とビリーの両親はどこが違うのかな?
絵を見ながら、お友だちやお母さんに説明してあげましょう。
ビリーはフライが全然うらやましくなさそうだけど、あなたはどう思いました?ちょっとはうらやましく感じませんでしたか?もしフライがひとつくれると言ったらなにがほしい?
ビリーとフライの生活を比べて、あなたはどちらが幸せだと思いましたか?ほんとに必要なもの、大切なものはなんだと思いましたか?
お友だちとビリーとフライの役をかわりばんこにやってみましょう。
「ぼくはこんなものをもってるよ」「それはいらない。ぼくはこれが大切だから」
こんな感じで、みなさんがほんとうにほしいもの、あるといいなと思うものを頭に浮かべて、お友だちと話し合ってみましょう。MI「8つの知能」による分類
リズムをとって 身体を使って 自分なりに だれかといっしょに 情報を集めて分けて 映像を思い浮べながら 言葉を使って 筋道を立てて