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本の詳細

百まいのドレス
百まいのドレス
ブックID 6332
形態
作者 エレナ・エスティス/作 石井桃子/訳 ルイス・スロボドキン/絵
出版社
内容 貧しい移民の子ワンダは、いつもみすぼらしい身なりのさえない女の子。クラスでも浮いています。そんなワンダをペギーとマデラインはことあるごとにからかいます。それは二人にとってただのお遊びにすぎません。
ある日ワンダがいつも着ているしわくちゃのドレスをからかうと「うちには百枚ドレスがあるのよ」と言うではありませんか。そんなわけない、嘘つき!と言われても動じません。むきになってワンダを責めるペギー。マデラインはもうやめてほしいと思うのですが、怖くて自分の気持ちを言えません。
そのうちワンダは学校に来なくなり、一家が引っ越したことを知ったとき、みんなの間にいろいろな感情がめばえます・・・。
対象・種別
  • 小3〜小5小3〜小5
読み方ガイド

〔もし、自分だったら〕

この物語は50年以上前に書かれ、今も世界中で読みつがれている名作です。そんなに長く愛されるのは、いつの時代も身近なテーマを描いているからかもしれません。
ペギーとマデラインは大の仲良しですが、ペギーがワンダを追いつめるのを見ているうちに、マデラインは複雑な気もちになります。
あなたならペギーになんと伝えますか。マデラインが出せなかった手紙の代わりに、あなたが手紙を書いてみましょう。
もう一通、引っ越したワンダにも手紙を書いてみましょう。あなたから、あるいはマデラインになったつもりで。さあ、何と書きますか。
登場人物の気もちによりそって手紙を書くことで、あなた自身の考えも整理されるでしょう。

MI「8つの知能」による分類

リズムをとって 身体を使って 自分なりに だれかといっしょに 情報を集めて分けて 映像を思い浮べながら 言葉を使って 筋道を立てて