本の詳細
かおるのたからもの | |
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ブックID | 4783 |
形態 | |
作者 | 征矢清/著 大社玲子/絵 |
出版社 | |
内容 | 「月曜日にはぜったいにもってきてよ。」と、かおるは杉田くんに言われました。かおるは杉田くんから本をかりていたのです。でも、かりた本を返したくても返すことができないのです。それは、かおるの弟が、杉田くんの本にクレヨンでいっぱいらくがきをしてしまったからです。どのようにして本を返そうかとかおるは考えるのでした。 |
- 対象・種別
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- 小3〜小5
- 読み方ガイド
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〔もし、自分だったら〕
かおるがやっとの思いできれいな本を探して返しても、かりた本は、杉田くんにとって二つとない亡くなったお母さんとの思い出の大切なものだったのです。杉田くんの悲しみとかおるの心の描写がとてもよく描かれています。このお話を通して、新しいものを買えば解決するのではなく、人の心の中の大切なものがあることを感じ取ることができるでしょう。
MI「8つの知能」による分類
リズムをとって 身体を使って 自分なりに だれかといっしょに 情報を集めて分けて 映像を思い浮べながら 言葉を使って 筋道を立てて