合格インタビュー1

「受験校の出題傾向に合わせた学習のために成績表を活用した」B君(浅野中学校合格)の活用術

模試、そしてその成績表の利用法ということでB君の話を聞いていて興味深かったのが【合格準備成績表】の使い方でした。この成績表は、自分の成績や問題別の正答率のほかに指定した1校の志望者の平均点・問題別正答率を見ることができ、さらに教科ごとに志望者の間で差がつきやすかった5つの問題に☆印がついています。B君は基本的に☆がついた問題を重点的に解き直すことで受験校対策をしていました。いったん志望校を決めてからは変更せずに受験を迎えたので、志望校対策に特化した利用ができたそうです。

さらに、指定する学校を試験ごとに変えることで、複数ある併願校についても差がつきやすい問題を知り、対策をとることができました。家でお母さんと相談して指定する学校を考えたそうですが、一回勝負になる中学受験ではこういった併願校対策はとても有効です。
「中学受験は親の受験」とよく言われますが、B君親子の場合、親が「あなたの成績ならここを受けなさい」と決めるのではなく、「どうやって学習してどこを受けよう」と親子で協力して受験に臨みました。

B君は【合格判定成績表】もよく利用したそうです。この成績表では、試験日が重ならないように選んだ8つまでの試験(A判定登録校)と日程の重複を無視して選んだ4つまでの試験(B判定登録校)に対して、自分の成績が「再考」「努力」「可能」「合格」のどのゾーンにあるか、★の数で知ることができるようになっています。自分が受験を考える試験の志望者の中でどのあたりの位置にいて、どの程度成績を伸ばさなければならないのかを知るために使いました。9月ごろに志望校をはっきりと固めたあとは特に詳しく見るようになったそうです。

受験に向けて常に自分の実力を認識するというのはとても大事なことです。B君のようにしっかりと目標を定め、自分の成績をふり返ること、多くの情報の中から必要な情報をうまく活用して学習していくことは中学受験を乗り越える上で非常に有効です。
同じ成績表でも少し工夫することで、自分にとって役に立つ情報を得ることができるということは、これから受験を迎える後輩たちにもよいヒントになったのではないでしょうか。

お知らせ

全国公開模試【合格判定テスト】は毎回約12,000人以上の受験生が参加。9月からの【合格判定テスト】で返却される3種類の成績表だけでなく、4月の【実力判定テスト】の「実力判定成績表」、5月・6月の【志望校選定テスト】の「志望校選定成績表」も多くの志望者の中で自分の相対的な実力を知ることができるのが大きな特徴です。(日能研 全国公開模試)

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