中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

昭和女子大学附属昭和中学校

2016年04月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

昭和女子大学附属昭和中学校の理科が求めているチカラとは?

昭和女子大学附属昭和中学校/先生
1事実を受け容れる姿勢
本校では研究活動に力を入れています。その中では、教科書どおりにはいかないことも多く、実験では失敗することもよくあります。その時に、失敗を落胆することなく、その事実を受け止め、原因を追及する真摯な姿勢をもって臨むことが必要です。その姿勢は、授業を受ける上でも大切な姿勢になりますので、小学生時代から前向きな姿勢を意識して身につけて欲しいものです。
2与えられた情報と知識を統合して考えるチカラ
理科の知識を覚えただけでは、本当の力とはいえません。それを活用できてこそ、本物の力になったのだと思います。ですから入試でも、こちらが与えた情報と、受験生がもっている知識を統合して解くような問題を出題しています。小学生には難しいかなと思う用語には説明をつけていますので、その場で理解し、考えて、解き進める力を、日頃の学習の中で磨いていけると良いですね。
3自然体験や生活体験から身につくチカラ
今回の魚の心臓の問題に関しては、魚の切り身しか見たことがなければ解答への道筋も想像がつかなかったかもしれません。私たちの暮らしの中の身近なところには理科に関連するものがたくさんあります。普段から自然や生活の中の事象に感心を持ち、自然体験や生活体験を意識して増やすようにしましょう。さまざまなことに興味関心をもつことが理科を学ぶ力になります。