中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

栄東中学校

2016年03月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

栄東中学校の国語が求めているチカラとは?

栄東中学校/先生
1一歩前へ踏み出すチカラ
今回のような自由記述で書けることというのは、その子の中にしかありません。私たちが持っているわけではないのです。ですから、自分の内面を探っていき、書くという決断をするかどうか。それを何かの力として表現するならば、一歩前へ踏み出す力なのではないかと思います。
2考えを自分の言葉で表現するチカラ
どんなに知識をもっていても、それを言葉にできなければ伝わりません。東大の入試に記述問題が多いのも、やはりそうした力が大切であるという表れだと思います。本校でも、中1のテストから、記述式の問題が中心になりますので、今から、自分の言葉で表現する力を磨いてきてください。
3その場で考え、答えを作り出すチカラ
国語の入試問題では、必ずしも読んだことのある文章が出るわけではありません。読み進めながら、その場で与えられた素材なり、興味をもったものを活かして、自分の頭の中で考え、答えを作り出すことができなければ、答えを書くことができないでしょう。我々は、その文章を深く読めるように設問を設置し、入試問題を解き終わった後に、おもしろい話だったなと思ってもらえるように仕掛けをしていますから、初見の文章でもしっかり読んで、考える力を身につけましょう。