中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

共立女子中学校

2015年11月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

共立女子中学校の社会が求めているチカラとは?

共立女子中学校/先生
1もっている知識や情報を活用するチカラ
今回の問題は、与えられた情報やもっている知識を総動員して答えを導き出す問題でした。この一問だけでもわかるように、本校では考える力(情報活用力)を問う問題に力を入れています。歴史でいえば、一つひとつの出来事に因果関係があります。何年に何が起きたということよりも、なぜ、そうした出来事が起きたのか、その後、どうなったのかということに注目して学ぶことが大切です。
2論理的に考え、問題を解決するチカラ
リテラシーを養成するには、論理的に考える力が必要です。小学生のうちから「なぜ、そうなるの?」と立ち止まり、その根拠は何かを自問自答しながら学習する習慣をつけましょう。それができると、一つのものごとを見る上で視野が広がったり、注意力がつき、深く考えることができるようになると思います。
3自分の考えを言葉で表現するチカラ
考える力があっても、それをアウトプットできなければ意味がありません。来年度から合科型記述の入試を導入するのも、思考力や表現力に優れた子を迎えたいと考えているからです。入試では問題文をしっかり読み、求められていることを理解した上で、考えていることを言葉で表現する力を問いたいと考えていますので、練習してきてください。