中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

桐蔭学園中学校・中等教育学校

2015年06月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

桐蔭学園中学校・中等教育学校の算数が求めているチカラとは?

桐蔭学園中学校・中等教育学校/先生
1数学を学ぶ上で基礎となるチカラ
中学校に入学すると、算数から数学に変わります。その移行をスムーズに行うために、小学生時代に学んだ算数の基本をしっかり身につけて入学してきてほしいと考えています。基礎力がしっかりしていれば、中学生になってからその力を発展させることができるので、過去問を参考に、計算力をはじめ、幅広い分野における基礎的な力を磨いてきてください。
2情報を読み取り、考えるチカラ
算数の問題を2つに分けていた頃の流れをくんで、考えさせたいという思いがあります。ですから単純に公式に当てはめて解ける問題は少ないと思います。基本的な問題であっても、聞き方を変えるなど工夫を凝らしていますので、問題文をしっかり読んで、そこから解くためのヒントを見つけることを心がけてください。文章を読み解く力は、中学校に入学し、数学を学ぶ上でも大いに役立つはずです。
3頭の中で考えたことを相手に伝えるチカラ
本校では全教科で記述問題を出題しています。今年の入試からその割合が高まり、配点の3割程度になりました。記述といっても、算数の入試では考えたことを伝えることが中心になります。そこで必要なのが、うまく伝えることよりも、出題者の意図をくみ取り、対応することです。問題文をよく読んで、なにを聞かれているのかをしっかり理解し、それに答えることを心がけましょう。