中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

東洋英和女学院中学部

2014年10月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

東洋英和女学院中学部の算数が求めているチカラとは?

東洋英和女学院中学部/先生
1問題文を読み解きイメージするチカラ
問題文を読んだときに、80個の直方体が回る様子をイメージできたら楽しいですよね。興味をもって、問題を解いてほしいという想いを込めて作問しました。問題文の中には問題を解くために必要な情報があります。それに気づくことができる読解力は、算数でも大切にしてほしい力です。
2情報を活用し、試行錯誤するチカラ
試行錯誤をしながら、粘り強く手を動かして答えを導き出す力は、中学校で数学を学ぶ上でとても大切です。受験勉強をするときに心がけてほしいことの一つですが、基本的な知識が頭に入っていないと考えることはできません。ですから難しい問題にチャレンジする前に、しっかりと教科書の内容を理解しておきましょう。
3既存の考えにとどまらず新しい考えを発想するチカラ
手が出なかった問題の解答や解き方を見た時に、「なんだ。そうだったのか」「なぜ気づかなかったのだろう」と思うことがあるでしょう。いろいろな方向からその問題を洞察すると、あれ?もしかして…と、気づくことがあります。そういうひらめきや発想も、中学校に入ってからとても大事になる力なので、自分の力で発想し、解けた時のうれしい気持ちを、たくさん味わってきてください。