中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

東京女学館中学校

2014年08月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

東京女学館中学校の理科が求めているチカラとは?

東京女学館中学校/先生
1素直に感動するチカラ
理科の学習では、1つのことを教わった時に「そうなんだ」で終わらずに、「ということは?」「となると…」というように、次に進む力をつけることが大切です。その原動力となるのが興味や好奇心です。そこで、受験生の皆さんがよく目にする「蛾」をテーマに出題しました。蛾のような光に集まる昆虫は、どのようにして前に進むのか。その理由をはじめて知った時、私も「おもしろいな」と感じたので、問題を通して、皆さんにもその感動を味わってほしかったのです。
2学んだ知識を引き出すチカラ
学んだ知識を使っていますか?少し視野を広げて、身近なこと、社会で起きていることに関心を持つと、学校や塾で学んだ知識を役に立てることができます。時事的な問題を出しているのも、学んだ知識を思い出し、関連づけてほしいからなのです。
3知識を関連づけて考えるチカラ
私たちが本当に問いたいのは、持っている知識の量よりも「あなたの知識は使える知識ですか?」ということです。別々の単元で学んだ知識Aと知識Bが実は関係していた。そのようなことに気づけると勉強の楽しさを実感できるので、受験生はもちろん、受験はまだ先という小学生にも楽しく勉強してもらえるように、できるだけおもしろい問題を考えて、出題したいと思っています。