シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

私学×SDGs

『シカクいアタマをマルくする。』ポスターの右下にあるアイコン。国連サミットで採択された2016年から2030年までの「持続可能な開発目標(SDGs)」― 世界を変えるための17のゴールのアイコンです。

私学の入試問題はそれぞれ、その学校の教育に対する考え方を具体的に表しています。とてもたくさんの問題が、このSDGsの掲げる17のゴールとつながっていると、日能研は考えます。もちろん、入試問題としてつくられたものだけがSDGsとつながっているわけではありません。各私学が取り組んでいるさまざまな活動を、SDGsというメガネを使って見ると、“世界に、未来につながっている今”が見えてきます。

SDGs

開発アジェンダの節目の年、2015年9月、ニューヨーク国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。
詳しくは、国際連合広報センター「2030アジェンダ」のページへ。

2020年に出題されたSDGsと関わる中学入試問題

2020年に出題されたSDGsと関わる中学入試問題上の図をPDFで開く

上の図の通り、今年も多くの私学の入試問題とSDGsのつながりが見て取れます。水、森林、気候変動、エネルギー、資源、産業、平和と公正……。過去の中学入試問題を見ても、実はSDGsが採択されるずっと前から、私学はこれらのテーマの本質に目を向け、問うていることがわかります。それは、もともと私学の学びが“世界に、未来につながっている”からでしょう。

「シカクいアタマをマルくする。」で紹介しているSDGsとつながる入試問題

入試問題がどのようにSDGs17のゴールとつながっているかを「シカクいアタマをマルくする。」の「解答と解説」でも紹介しています。

冊子「改訂新版 SDGs(世界を変えるための17の目標)2030年までのゴール」

SDGs(世界を変えるための17の目標)2030年までのゴール

日能研は、SDGs をツールとして使い、私学の活動と入試問題に光を当てた冊子をつくりました。

冊子「SDGs ( 世界を変えるための17の目標 )2030年までのゴール」について詳しくはこちら

中学入試問題から見る2020年の変化

2020年入試問題から見る私学のSDGsの最新の取り組みはこちら(PDF:14,979KB)