シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

法政大学第二中学校

2026年06月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

法政大学第二中学校の国語科が求めているチカラとは?

法政大学第二中学校/先生
1言葉に対しての興味・関心

大問一では、基本的な語彙力を図る力を、漢字の書き取り・読み取り・略語・畳語・部首・総画数など多角的に問いました。漢字は読解のみならず、すべての学習の基本となります。その基礎基本を大切にしてほしいですし、言葉に対して誠実に向き合う姿勢を養ってほしいという思いから出題しています。また、言葉はどのような意味をもち、文脈においてはどのように使われ、機能しているかを考えられるよう、普段から言葉に触れる機会を増やしていきましょう。

2文章を読み解くチカラ

評論にしても、小説にしても、文章をしっかりと読み取ることができなければ、設問を解くことはできません。評論は、まずは根拠を押さえて丁寧に読みましょう。そして、筆者の主張(伝えたいこと)を読み取ることが大切です。普段から、書籍や新聞を通じて、何が話題になっているのか。どのような点が問題とされているのかを考えたり、社会課題などに興味・関心をもつ態度を養ったりすることが、評論を読み解く力になります。小説は登場人物の心情や言動の理解を中心に読みましょう。

3社会の問題を自分事として考えるチカラ

本校では、社会の問題を自分事としてとらえ、かつ自分がすべき主体的な行動を想像できるチカラを大切にしています。自分だけでなく、広く外に目を向けて考えられるか、という点が重要です。小学生のみなさんが実行できることでも、みんなに伝われば、社会の問題解決につながっていくこともあるでしょう。視野の広さや想像力を養ってほしいと思っています。