シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

広尾学園中学校

2026年05月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

広尾学園中学校の社会科が求めているチカラとは?

広尾学園中学校/先生
1その場で問題の本質を理解し記述できるチカラ

「アテンション・エコノミー」は小学生だと聞いたことのない言葉で、正直戸惑ってしまった受験生も多かったと思います。しかし、実際はそこまで難しい内容を問うているのではなく、本文から内容をきちんと理解して「こういうことが問題なんだ」と感じてもらって記述してもらえれば解ける問題です。知識だけに頼らず、与えられた情報から問題の本質を理解し文章化できる生徒を本校では求めています。

2世の中で起きている出来事を自分ごととして捉えるチカラ

情報を単なる知識として身に付けるのではなく、自分の意思決定や行動に結びつけられるように、世の中の出来事を自分ごととして捉える癖をつけてほしいです。そうすることで、物事の因果関係や背景への理解が深まり主体的に考え行動する力が身に付きますし、入試問題で取り上げられるテーマも「自分だったらどうするか?」と考えることができるようになっていきます。

3たくさんの情報の中から必要な情報を取捨選択できるチカラ

本校の社会の入試問題の特徴として、図表やグラフ、歴史年表、歴史の資料などがたくさん盛り込まれています。それらの情報を適切に分類し、必要な情報を使って解答していける能力を持っている子に入ってきてもらいたいですね。