シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

浅野中学校

2026年05月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

浅野中学校の数学科が求めているチカラとは?

浅野中学校/先生
1粘り強く考えて、答えを導き出すチカラ

本校の問題は難しいので、きれいに解かなくてもよいのです。泥臭くても、格好悪くても答えを出せる、その粘り強さを問いたいと思っています。この問題も、例えば、直角、直角で進んできたときに、これって本当に1番短いのかなって思ってほしいんですよね。なぜ、例が出ているのかとか、なぜ、斜めに突っ切っているのかとか。そういうところにも注目して考えてほしいと思っています。「九転十起」の校訓どおり、試行錯誤ができる子であってほしいと思っています。

2解き方がわからなくてもその場で対応するチカラ

(1)(2)の誘導によって、(3)も正しい答えにたどり着くよう設計していますので、解き方がわからなくても、設問をしっかり読んで、その場で対応してほしいと思います。(3)が難しいからすぐにあきらめるのではなく、もう一度(1)(2)も設問から、(3)の流れを考えましょう。そういう勉強の仕方をして、たくさん気づくことが、中学校で役立つ学びになると思います。

3解けた解けなかったで終わらない学習を。ふり返るチカラ

できなかったところを大事にしてほしいですね。過去問を解いたときに、7割あたりが合格ラインで、8割できたから受かるなみたいなところで終えている人が多いと思いますが、解けた解けなかったで終わってしまうのはもったいないです。浅野の算数の問題の特徴は、設問だと思っています。ですから、なぜ、この設問がついていたかを振り返って考えてほしいのです。設問の意味を考えるということを、大事にしてもらいたいと思っています。