シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

江戸川学園取手中学校

2026年03月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

江戸川学園取手中学校の社会科が求めているチカラとは?

江戸川学園取手中学校/先生
1与えられた条件や立場の中で考えるチカラ

自分の意見を持つことは大事ですが、それ以上に与えられた条件や制約を正しく理解し、その枠組みの中で適切な解決策を見つけ出せるチカラは大事です。単に自由に発想するだけでなく、状況や前提を踏まえて現実的に考えられる生徒を本校では求めています。

2多様な資料の中から必要な情報を読み取り正確に伝えるチカラ

入試問題に多様な資料を取り入れている点については、単なる感想ではなくきちんと根拠に基づいた記述を見たいという意図があります。複数の資料を提示することで、その情報を手掛かりにしながら、自分の考えをどのように組み立て、どううまく表現できるかを問うています。ですので、正確に情報を収集する力だけでなく、その内容を相手に分かりやすく正確に伝えるための表現力も記述問題では求めています。

3物事を多角的にとらえるチカラ

普段から、「その出来事の背景には何があるのか」「なぜそうなっているのか」といった視点を持ち、自分で調べてみる。そして、他の人の意見も聞いてみる。そうした過程を通して得た情報をもとに、自分の考えをもう一度組み立て直していく。そうすることで物事を多角的にとらえられるようになっていくと考えています。受験勉強する際にもぜひそのような視点を大事にしていただければと思っています。