出題意図
栄東中学校
2026年03月掲載
「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!
栄東中学校の数学科が求めているチカラとは?

- 1自分の知識を活用して粘り強く問題に挑むチカラ
全体の構成としては、今までの努力が報われる問題が多くなるように心がけています。でも、受験生が問題を見てすぐ解き方がわかるような問題ではなく、その場で考えて、自分の知識を活用して解いてもらえるような問題も出したいと思っています。この問題も、おそらく受験生にとっては初めて見る問題であろうと思って出しました。知っている問題が出ていると安心して取り組めると思うのですが、これは見たこともやったこともない問題なので少し嫌だったと思います。ただ、解き方が複数ある、自由度の高い問題なので、あきらめずに挑んでいけば正解にたどり着くと思います。粘り強く取り組める子は本校の校風に合うと思いますし、この先、大人になっていく過程で、大事な要素だろうと思います。
- 2答えを導き出すまでの過程を組み上げるチカラ
数学の授業におけるアクティブラーニングでは、生徒同士で協力し合って学ぶ機会を取り入れています。本校の生徒たちはそういう時間を楽しんで、一生懸命取り組んでくれます。人に教えるには、普段から問題を解きながらどうしてこれはこうなっているのだろう、なぜこういう式を立てるのだろうなど、疑問を感じながら自分の中で噛み砕いて、正解までの過程を自分なりに組み上げていくことが大切です。受験生の皆さんにも、そういうことを意識しながら勉強してほしいと思っています。
- 3自分の解き方を論理的に説明するチカラ
数学(算数)の記述は、(事実からスタートし、そこから構築していって、結論に向かう)論理構成をきちんとすべきなので、その力もつけてほしいと思っています。そういうものを入試問題に取り入れると、そういうことが好きな子が入って来てくれるのではないかと思って、問題を作成しています。本校では同級生に手紙で解き方を伝える問題を出題することがあります。記述の問題で心がけるとよいのは、同級生に「ここがわからないから教えてほしい」と言われたときにどうするか、相手がどこまでわかっているのか、どこがわからないのか、そういうこと(起こりうる場面)を想像しながら頭の中で考えたことを言葉にできるようにすることです。