出題意図
富士見中学校
2025年08月掲載
「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!
富士見中学校の理科が求めているチカラとは?

- 1丁寧に観察し、思考するチカラ
理科は「暗記が多い」「暗記が苦手」と思われがちですが、富士見中学校では「理科は暗記だけではない」という姿勢を大切にしています。今回のアサガオの問題では、生物の形態と機能の関係を自分で考え、言葉にする力を見たいと考えて出題しました。
覚えた知識を効率よくアウトプットすることよりも、日頃から生き物を丁寧に観察し、文章をしっかり読んで考察する力。そうした力が問われる問題を作りたいという思いが、教員の間で共有されています。- 2自分なりの答えを導き出すチカラ
理科の楽しさは、自分で仮説を立て、問いを出し、それに関連する情報を集めて、自分なりに答えを導き出すプロセスにあります。
授業でも、出てきた問いを次の実験プランに組み込むなど、教科書に載っていない探究の時間を大切にしています。自分の興味関心を広げることで、理科の面白さを実感してほしいと考えています。- 3問題の振り返りで気づくチカラ
今回のアサガオの問題は、「あなたの考え」を問うものでした。大人でも気づかないような仮説を、子どもたちが次々に出してくれたことは、出題者として非常に嬉しいことでした。
入試では、覚えたことを書くだけでなく、「知らなかったことを知れた」「考えるって楽しい」と感じて終えてほしい。問題を通して、自分なりに考え、言葉にする楽しさを味わってもらえたらと思っています。