シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

清泉女学院中学校

2025年05月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

清泉女学院中学校の社会科が求めているチカラとは?

清泉女学院中学校/先生
1自ら率先してさまざまなことに挑戦しようとするチカラ

この問題は、清泉女学院の社会科入試における出題方針に合致した内容であると考えています。小学生として日々の生活を送る中で、たとえば一人で家のおつかいに行ったり買い物の際に自分でレジに並んだりといった、社会生活の一端を担うような経験をしている受験生も多いことでしょう。そうした自立心を持ってさまざまなことに挑戦しようとする姿勢を持ったお子さんにこそ、ぜひ本校で学んでいただきたいと願っています。

2日々の生活の中にある疑問を解決していこうとするチカラ

たとえば、普段スーパーやコンビニで商品を見る時に「牛乳やサラダのコーナーでは賞味期限が早いものがなぜ前に陳列されているのか?」「それは何のためなのか?」「賞味期限が切れた商品はどこに行ってしまうのか?」そのような疑問を一緒に買い物に行ったご両親に聞いてみたり調べてみたりすることはないでしょうか?本校の社会科としては、普段からそういった疑問を持って社会生活を送ることができる子を求めています。

3目に見えない部分を想像するチカラ

レジ以外にも店員の仕事として、裏側にはたくさんの仕事があるはずです。それに対してどういった想像力を働かせていけるかをこの問題では見ています。自分の立場と他者の立場を想像できる子に対して、我々は入試で点数をあげることしかできませんが、ほんの少しの想像力のかけらでも試験を通して発揮してもらえる子に、ぜひ入学してきてほしいと思っています。