シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

開智中学校

2025年03月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

開智中学校の社会科が求めているチカラとは?

開智中学校/先生
1「考える」チカラ

本校の特待AやBの入試に関しては、「考える力」が大事です。初見の問題や資料を見て、ただ覚えてきたことを答案用紙に書くのではなく、覚えてきたことプラス資料を組み合わせて考えて答えを構成する力を身につけておきましょう。

2地道な暗記にも前向きに取り組めるチカラ

「機械的でいいから覚えよう」とするやり方も勉強には必要です。「覚えて」「できて」「やった!」と思える経験がきっかけとなり、新たな知識を覚えようとなっていけば、「勉強って面白い」っていう感覚が身につきますので、面倒な部分も前向きに取り組んでいくことが合格に一歩近づきます。

3身近なものに興味・関心を示すチカラ

身近で見たこと、聞いたことがあるはずのものだけど、「これ何だろう?」と悩んでしまい、答えられないことはないでしょうか。普段の生活の中から学ぶことは多々ありますので、普段からいろんなものに興味・関心を示し、わからないものがあればそのままにせず、親や先生に聞いてみるなどしながら、知識を増やしていってほしいと思います。