シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

浅野中学校

2025年01月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

浅野中学校の社会科が求めているチカラとは?

浅野中学校/先生
1多角的な視点を持って物事を考えるチカラ

普段の学びの中でも「なんでこうなるのだろうか?」「これにはどのような背景があるのかな?」と考える習慣をしっかり持つことは大事です。本校では、あらゆる角度から物事を考えられる受験生に入学してほしい、という想いを持って作問を行っています。

2断片的な知識をつなげられるチカラ

知識は大切であり、覚えなければならないことは当然覚えないといけません。それを記号としてではなくて、意味のあるもの、背景のあるものという形で理解し、他のものにつなげていくような勉強はとても大事です。バラバラの言葉や単語を覚えるだけでなく、それぞれがつながっていくことを意識しながら勉強してほしいと思います。

3人に説明できるチカラ

人に説明できるということは、理解できているということの裏返しです。自分の言葉で人に説明することで、自分の理解がさらに深まるだけでなく、新たな気づきや疑問が生まれます。本校では、言葉でしっかりと説明できる、コミュニケーションができる受験生を求めています。