シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

明治大学付属明治中学校

2024年01月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

明治大学付属明治中学校の国語科が求めているチカラとは?

明治大学付属明治中学校/先生
1文章を正しく読み取るチカラ

「環境」をテーマとした新書の文章を素材に出題しました。受験生にとっては難しい文章ながらも、テーマが身近であれば、筆者の意見を読み取ることはできると考えています。筆者がどういう考えに基づいてこの文章を書いているか。それを的確に読み取る力を何よりも重視しています。筆者の主張や考えにたどりつくには、それなりのプロセスがありますので、そこをきちんと認識し、段落の関係性や文章の構造をつかみながら、読み進めていくことを意識してください。

2求められている情報をまとめるチカラ

今回の問題は、自分の意見を聞かれているわけではありません。筆者の意図を的確に読み取り、文中から適切な言葉を抜き出すだけでなく、その言葉がどういう意味合いで使われているかも含めてまとめてほしいと考えていました。記述問題では、問われていることをきちんと受け取り、問いかけの形式に応じた答え方となるように書くことが大切です。文末の表現にも注意して書くようにしましょう。

3言葉の知識と、それを活用するチカラ

小学生が年齢相応、あるいはそれ以上の少し難しい文章を読み解くためには、言葉の知識が必要です。本校では文章の読解に力を入れているため、こつこつと勉強し、覚えた知識は入試だけでなく、中学校に入学してからも役立ちます。また、自分の考えを説明する際にも、言葉の知識は必要ですから、日々の生活のなかで読書や、漢字の読み書き、言葉の意味を、学ぶことを意識してください。