シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

湘南白百合学園中学校

2023年11月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

湘南白百合学園中学校の国語科が求めているチカラとは?

湘南白百合学園中学校/先生
1理解した内容を文章で説明できるチカラ

国語の基礎をなす言語事項能力や、物語文や説明文を通して判断できる読解力はとても大事です。4教科入試では記述問題が出題されますので、これらの総合的な能力を用いて論理的に文章を組み立てて説明できる力を見たいと考えています。

2ものごとを探究するチカラ

自ら課題を見つけ出し、解決を導き出す力こそ探究に必要なものです。本校では探究学習が充実していることもあって、「これだけを覚えなさい」ということに捉われることのない授業や教育をしています。本校ならゆるぎない探究力を身に付けることが可能です。

3多角的に学べるチカラ

多様な文章や活動を通じて、論理的な思考や人間の情感を多角的に学ぶことによって、社会に奉仕できる人間形成を本校では実践しています。入試問題ではその促しにつながる文章を選んで作問しています。ぜひ本校で一緒に学びましょう。