シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

鷗友学園女子中学校

2023年02月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

鷗友学園女子中学校の理科が求めているチカラとは?

鷗友学園女子中学校/先生
1学んだ知識を応用して使えるチカラ

受験勉強や日々の学習を通じて、自分が学んだ知識を応用していけることは非常に大事です。鷗友学園では、本物や実物に触れることを大切にしています。入学後は、今までに得た知識を実際に使った授業がたくさんあります。知識を応用して問題を解決していく経験を通して、学びの楽しさを実感することができます。

2わからないことを調べたり、仲間に聞いたりしながら問題解決できるチカラ

自分の知識だけで解決できることは思っている以上に少ないのが現実です。調べてわからない専門用語が出てきたりしても、何とか理解しようとしたり知識を持っている仲間の助けを借りたりしながら補っていけることも非常に大事な能力だといえます。

3人の頑張りや努力を素直に認められるチカラ

自分が頑張れたことを褒められたり認められたりすると嬉しいように、人が頑張ったことや努力したことを認めることが大切です。それを周りの大人がきちんと子どもに伝えていくことも大切だと考えています。