シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

淑徳与野中学校

2022年03月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

淑徳与野中学校の社会科が求めているチカラとは?

淑徳与野中学校/先生
1文章やデータを読み取り、内容を正しく理解するチカラ

社会科では、論述問題、選択問題、融合問題、時事問題など、多様な形式にこだわって出題しています。社会科が多様な力に結びついていく教科であることを伝えたい、という思いがあるからです。問題は歴史的分野、地理的分野、公民的分野に分かれていますが、必ず融合問題を作成しています。その中で、内容を正しく理解しているか。漢字も含めて語句をきちんと書けているかを確認しています。また、さまざまなデータから読み取る力を見るために、地形図やグラフなども出しています。過去問などを通して、少し想像力を働かせながら読み取る力をつけてもらえると、なお良いと思います。

2身近なところを観察するチカラ

社会科では身近なところを観察する力がとても大切です。今回のお茶の問題も、急須でお茶を煎れる機会は少なくなっていますが、お客様が来た時にはお茶を入れる機会もあるでしょう。おじいちゃん、おばあちゃんの暮らしに触れれば目にする機会もあると思います。日常生活の中での観察が大切です。日頃から、身のまわりのことに関心をもち、好奇心や探究心を大切に、疑問をもったことは調べる習慣をつけましょう。

3複数のデータから得た情報をつなげて考えるチカラ

大学入学共通テストで思考力がより問われるようになったことを受けて、思考力や読解力を必要とする問題に移行しています。特に論述問題は、複数の資料から情報を読み取り、考えて答える問題に変わってきています。今回の問題も、複数のデータから得た情報をつなげて考える力を問う問題でした。日常の学習の中でも、関連づけて考える、ということを意識して学んでほしいと思います。