出題校にインタビュー!
桜美林中学校
2022年02月掲載
桜美林中学校の社会におけるアドミッション・ポリシーを聞いてみました。
3.「どんな苦境に立たされても希望を失わない」精神を身に付ける
インタビュー3/3
子どもたちにはどんな子に育ってほしいという思いがありますか?
高下先生 建学の精神や校風にあるように、自分の身の回りだけでなく視野を広げて欲しいな、と思います。日本の中でも大変な状況に置かれている人はいますし、今日を生きていくのがやっとな国もあります。そんな中、自分には何が出来るのかを考えていける人間になってほしいです。我々教員も、日々のイベントを通して何をやっていけばいいのかを考察していってます。
少し前までは海外に行くのも当たり前でしたが、コロナになって子どもたちはどう変わっていきましたか?
高下先生 正直、最初はどうしてもネガティブな感じになりがちでしたが、「コロナの状況の中でも切り開いていく」という前向きな視点が教員、生徒ともに付いてきました。学校側も、できない、ではなくて、「これくらいの行事だったらできるかな?」とか、「出来る範囲の中で何が出来るのか」という視点が出てきているように感じますね。
桜美林中学校 チャペル
社会を好きになるきっかけはあらゆるところに存在している
最後になりますが、社会科にあまり興味のない子供に興味を持たせていくには、どのように学習のきっかけを与えてあげたらいいでしょうか?
高下先生 大人が与えてくれたものから好きになるきっかけを持つ、っていうこともあると思うのですが、社会と一言で言っても地理的なものがあったり、地域の特産物的な話があったりと、いろいろなジャンルがあります。つまり、ごく一部が苦手なだけですべてが嫌いというわけではないかもしれません。学んでいてつまらないものもあると思うのですが、一部のものだけで「全体が嫌い」となっているのは勿体無いと思います。
好きになるきっかけはいろんなところにあって、たとえば地方の食べ物を取り寄せて食べてみたり、新幹線などの乗り物に乗ったり、ドラマを見たり、ゲームをやったり、どんなきっかけが待っているかはわからないですよね。ただ、点数になってこないというのは勉強の仕方を見直していく必要があります。アナログ的ですが、喋りながら書くっていうのが、覚えるにはとても重要です。点数が取れるようになってきたら楽しいと思う子もいるかもしれませんし。
『知ることが嫌だ』というお子さんはいないですから、今まで受験勉強である意味忙しかった中学生には、入学後にこれまで自分で見てきた世界ではない別の世界を見せてあげたいですね。
森先生 桜美林中学・高校にはいろいろな可能性があります。生徒たちがどのように取り組むかによって、さまざまなチャンスがあります。それらを自分の中に取り込み、活かせるように「夢と希望」を持って入ってきてほしいと思います。桜美林中学に入学して6年間を過ごす中で、どんなことをしたいか、どんな人になりたいか、そんなことを考えて、毎日を過ごしていけたらきっと楽しくなると思います。今はまだ夢なんて決まっていないよ、という人もいるかもしれません。そんな人は桜美林での生活の中で見つけていってください。将来のなりたい自分になるために有意義な学校生活を送って行ってくれることを望んでいます。
桜美林中学校 荊冠堂
インタビュー3/3
キリスト教の伝道師であった清水安三・郁子夫妻が、中国の北京で最初に恵まれない子女のために創立した「崇貞学園」が前身。終戦後日本に戻り、1946(昭和21)年に桜の美しい町田の地に桜美林中学校を創立した。校名はかって清水安三が学んだアメリカ、オハイオ州のオベリン大学から取ったものである。現在は、大学院までの総合学園となり、留学生も多く、多くの施設のあるキャンパスに発展している。