シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

大妻多摩中学校

2022年02月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

大妻多摩中学校の国語科が求めているチカラとは?

1本文や設問の意図を読み取るチカラ

この問題で試している力の1つは、便利・幸福を求めた結果、矛盾や様々な問題が生じていることを理解する読解力です。これは解答の大前提です。加えて、設問で何を聞かれているか、解答の条件を正確に読み取る力、すなわち設問文の読解力も求めています。

2取り上げた問題について考え伝えるチカラ

2つ目は、矛盾の具体例を挙げ、それについて自分の意見をしっかり表現できる力です。普段、身の回りで起こったことや社会の出来事に興味・関心を持っているかどうかも問われます。具体例を挙げるだけでなく、何を優先すべきかまで考えることを求めています。

3情報を取捨選択して整理するチカラ

3つ目は、情報を処理する力です。語群にある言葉を2つ以上使うのが解答の条件ですが、組み合わせに無理がある答案がありました。また、語群の言葉をたくさん使えばいいわけではないのに、3つ、4つ使った答案もありました。100字以内でまとめられるように、情報を取捨選択する力も見ています。