シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

鎌倉学園中学校

2021年10月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

鎌倉学園中学校の国語科が求めているチカラとは?

鎌倉学園中学校/先生
1文章を読み解くチカラ

文章を読み解くとはどういうことでしょうか。それはこの問題で「業績」という情報と「会議の時間」という情報。2つを結びつけて、何が言えるか、ということを考えてもらったように、一文一文を正確に読んで、異なる複数の情報を結びつけて、はっきりと書かれていないことを想像し、解釈することです。「結びつける力」が解釈であり、「文章を読む力」なのです。問題と向き合う時に、そこを意識しながら、最初から最後までしっかり読み切るということを心がけてください。

2言葉を使いこなすチカラ

語彙力を問う問題を積極的に出題しています。なぜなら語彙力が乏しいと文章を読む力が向上しないからです。語彙力を高めるには、文章をたくさん読むことが必要です。わからない言葉が出てきた時に辞書を引くことも大切ですが、覚えるだけではいずれ忘れてしまうので、書くことにもきちんと取り組んで覚えた言葉を使いましょう。たくさん読んで、たくさん書くことが語彙力の向上につながります。

3自分の考えを端的に表現するチカラ

今回の問題では、50字以内で答えてもらいました。その意図は、自分の考えを端的に表現する力を見たいと考えたからです。聞かれていることに対して、要点を明確にまとめて書く練習をしましょう。自分の考えを言葉で伝える力は、中学校に入学以降、ずっと必要になる力ですから、受験勉強のために学習するというよりも、大学や社会人になった時のために学習を積み重ねていくつもりでしっかり取り組みましょう。