シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

茗溪学園中学校

2021年09月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

茗溪学園中学校の数学科が求めているチカラとは?

茗溪学園中学校/先生
1次世代を生き抜くチカラ

茗渓学園では2021年度より、生徒の知的センスと知的体力を磨きながら、21世紀を「知性」を武器に生きる若者を育成する「アカデミアクラス」が新設されました。人生の基盤となる学びや「わかった!」という感動体験を通じ、真に理解した学びを実現できるカリキュラムやプログラムを受けてみたい!という受験生の入学を期待しています。

2物事を複合的に考えるチカラ

最近は文系・理糸というくくりはあまり関係なく、すべてが学際的になってきているように感じます。
たとえば、「なんで中国やドイツで大洪水になるのか?」「そもそも根源は何なのか?」といったことを新聞や雑誌などをきっかけとして複合的に考えていくことが大事となります。そのような思考を持つ受験生なら、茗渓学園で楽しく学ぶことができるはずです!

3自分で調べたり検索したりしながら答えを見つけるチカラ

入試ではすべて自分一人で答えを出さなければなりません。中には非常にシビアな問題や未知な問題のため、「これとこれを組み合わせれば一つの結論が出せる」といったことがイメージできないと解けない問題もあります。
初見の問題でも臆することがないよう、日頃いろんなことを自分一人で調べてみたり、ネットで気になる言葉を検索したりすることができるようにしておくのが理想です。