シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題校にインタビュー!

清泉女学院中学校

2020年07月掲載

清泉女学院中学校の社会におけるアドミッション・ポリシーを聞いてみました。

3.コロナ禍で生まれた「オンライン説明会」という新たな取り組み

インタビュー3/3

時間的制約を取っ払ったインターネットの有効活用

瀧先生 2020年6月6日にオンラインライブ説明会を行いまして、非常に好評でした。300家族が参加してくださり、この時期の説明会としては非常に多かったのですが、オンラインの入りやすさというのがあったのだと思いました。

これまでの説明会では皆さんに来ていただいた際に、個別で質問を受け付けていたのですが、どうしても時間に制約があって受け付けられる質問は限られておりましたし、共有もできませんでした。

ところが今回のGoogleフォームを使って質問を受け付けたところ、すべての質問に目を通すことができ、非常に多くの質問にお答えすることがでました。その内容もweb上で皆様に見ていただけるように公開できております。
これは今回のコロナ禍でなければ気付くことがなかったオンラインのメリットの一つです。

6日のライブ説明会の動画はホームページでご覧いただけるので、ぜひチェックしていただけると嬉しいです。
動画と詳しい質疑応答がアップされていますので、お時間があればご覧いただけると、そこから校風が感じられると思います。

オンライン保護者見学会もホームページにアップしています。コロナ休校中にどんなオンライン発信をしたのか、面白い授業や取り組みをいくつも紹介していますので、ぜひ注目してほしいですね。

中学入試・広報部長/瀧 康秀先生

中学入試・広報部長/瀧 康秀先生

何気ない日常の出来事に興味を持とう

最後にまとめとなりますが、清泉女学院中学高等学校の受験生やその家族に対してメッセージをお願いいたします。

山内先生 清泉女学院中学高等学校の受験生には、人に対して興味を持ってほしいのと、いろいろなことにアクションを起こせる人であってほしいと思っています。

受験生を持つ親御さんには、お子さんに何気ない日常の中にあるニュースや目の前にあるものに興味・関心を持たせてあげることがとても重要となりますので、そのような環境作りを実践してみてはいかがでしょうか。

清泉女学院中学校 玉縄城跡

清泉女学院中学校 玉縄城跡

インタビュー3/3

清泉女学院中学校
清泉女学院中学校1877(明治10)年に創立の聖心侍女修道会(本部はローマ、世界20か国に44の姉妹校)により、1938年、前身の清泉寮学院創立。47年に横須賀に中学、翌年高校を設立。63年に現在地に移転し、2023(令和5)年に創立75周年を迎える。進学率のよさから「鎌倉一の女学校」の座を堅持している。
大船駅西側の丘陵地帯、栄光学園と谷ひとつ隔てた玉縄城跡に位置する。緑の芝生が美しい7万m2もある敷地には、観覧席がある体育館、2面の広いグラウンド、コンピュータ室、憩いのスペースのカフェテリアなどがあり、充実した施設・設備を完備。02年には修道院を改修した新校舎ラファエラ館が完成、美術室や音楽室、少人数授業対応の教室など設備が一新された。
「神の み前に 清く 正しく 愛深く」をモットーに、より良い社会をつくるために積極的に貢献する人の育成を目指している。ほかのカトリック校に比べると、「校則」や校内の雰囲気は驚くほど自由で、利益や結果よりも目に見えない精神的価値を大切に考える。
完全中高一貫を生かした独自のカリキュラム。大学受験を強く意識し、英語と数学は中1から習熟度別授業を実施。理科は実験・観察が重視され、社会では新聞・ニュース番組・映画など現実感のある教材を活用している。高2から文系・理系の2コース選択制になる。理系に数学演習などを設置したり、文系国公立大学受験者向けの授業(選択)を追加したりと、大学受験対策がより充実しさらなる飛躍を目指している。医療系にも強い。
入学後、5月に富士山麓で1泊2日のライフオリエンテーションキャンプが行われ、建学の精神と友人への親しみを養う。中2の夏休みのライフオリエンテーション、理科野外学習、清泉祭(文化祭)、体育祭、合唱祭、クリスマスミサなどの行事がある。ボランティア活動も盛んで、さまざまな福祉活動に参加。23あるクラブは参加率90%以上。なかでも、音楽部は全国大会で高く評価されており、2019年にはRIGA SINGS(1st International Choir Competition & Imants Kokars Choral Award)にて総合グランプリ(全団体中1位)を受賞。
生徒が主体となって活動する有志団体も多く、「清泉ピースプロジェクト」「AI(人工知能)倫理会議」など他校を招待して特色ある取り組みを行う。模擬国連大会に参加する生徒も多数おり、校内や他校での大会だけでなく、国際大会にも出場。