シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

大妻中学校

2019年11月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

大妻中学校の社会科が求めているチカラとは?

大妻中学校/先生
1資料から読み取った情報をもとに考えるチカラ

本校の社会科は、覚えた知識や資料の情報を使って「考える」ことを重視しています。その場で考えて答えを導き出す力が、小学6年生の段階でどれだけあるかをみようと、この問題を作りました。
設問には「資料1・2をもとに説明しなさい」とあります。富山市は、資料1から電気代だけでなく灯油代が高いことから、「暖房費がかかる」ことが読み取れます。資料2からは「住宅が広い」「家族の人数が多い」ことから、日々の暮らしに「電気が多く使われている」とわかります。

2身につけた知識と結びつけるチカラ

灯油代に着目すると暖房費がかかることがわかります。北陸地方の気候を知っているでしょうから、暖房費がかかることは知識からも想像できるでしょう。この問題のような考える問題では、身につけた知識を総動員してほしいと思います。

3自分の考えを他者に説明するチカラ

文章記述問題は、設問の要求に応えていること、要点を押さえることができていれば、多少拙い文章であっても、小学6年生の段階ではよしとしています。
伝わる文章の書き方は、中学に入学してから6年かけて鍛えていけばいいと思っています。授業はペアワークを取り入れ1時間の授業中に何度も話すなど、授業内で発表・説明する機会を設けています。