シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

世田谷学園中学校

2019年10月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

世田谷学園中学校の理科が求めているチカラとは?

世田谷学園中学校/先生
1確実に取れる問題を解いていけるチカラ

入試問題では、定番の問題が解けない子は合格ゾーンに入れないのかな?という印象を受けます。合格者と不合格者の正答率を出してみると「この問題を解けている子は合格してたよね」という部分ははっきり出ます。当たり前かもしれませんが、確実に取れるところは落とさないことが合格へのポイントとなります。

2「なぜだろう?」「どうしてだろう?」という疑問を持ち、答えを探究するチカラ

一般に年を重ねるにつれ、知識が増えるのと反比例して疑問や探究心が薄れていく傾向があります。しかし、授業や多くの実験を通じて、子どもから「なぜだろう?」「どうしてだろう」という感覚が消えないように育て続けることを世田谷学園では目指しています。

3知識を身近な日常生活を結び付けて考えるチカラ

たとえば環境問題に関する知識は比較的今の子どもにはありますし、温暖化などの理由についてもある程度答えられます。しかし教室でゴミの分別がされていなかったりするのを見ると、知識と生活の事をきちんと結び付けてあげないといけないと感じています。環境問題を語るならまず教室をきれいにしよう、と。そういうことから繋げてほしいと考えます。